石器時代から続く炎と人間の暮らし
石器時代から始まりバイキング時代の船の中にまで、炎や暖炉は部屋の中央やコーナーに設置されていました。その頃は今の主流になっているフリースタンディング式ストーブは生産されていませんでしたので、いわゆる開放式の暖炉や焚き火でした。
今では、我々はこの開放式暖炉の事を『築炉』と呼び、その他の鋳鉄及びスチール製のフリースタンディング&ビルトインタイプを含めて『薪ストーブ』と呼んでいます。
また、それら2つを総称して『暖炉』と呼びます。古くから日本での火の文化は囲炉裏が中心で、暖炉が本格的に輸入されてからは未だ30数年という浅い歴史なのですが、スカンジナビアの2大メー
カー(morso社&jotul社)は共に創業1853年という長い歴史を持っています。
日本でも薪ストーブが生活に溶け込むために
最近では単なる暖房器具だけではなく、ガラス面を大きくしたデザインが増えてきて炎が良く見えるようになり癒しのインテリアとして捉えられたり、優しい暖かさは勿論、大きな空気清浄機や洗濯乾燥機の役目もしてくれるねとおっしゃってくれたお客様もいらっしゃいます。 私たちも、インテリアの一部としてさりげなく日本の家に溶け込む『Fire Furniture・ファイヤーファニチャー』がもっともっと普及できるように、日々、努力していきたいと思っています。