薪ストーブ設置スペースを、床とフラットにするのか、少し上げるのか、はたまた下げるのかで、
数センチの世界とはいえ意外と印象がかわります。
先日火入れ式をおこなったU様邸は下げるパターン。
"ザ・薪ストーブコーナー"という区切りができるので、
薪やグローブ、火かき棒などのファイヤーツールを無造作に置いても乱雑なかんじがしません。
古民家風のしぶい床材や梁材が落ち着いた室内を演出していますが、
ドブレ640も雰囲気づくりに貢献できたでしょうか。
今回は、すでにお住まいになっている建物へ
薪ストーブ工事単独で入らせていただいた際のレポートです。
もともとスタンド式の照明器具があった、リビングの一角を薪ストーブスペースに。
ストーブ本体は広い吹抜け空間でもしっかり暖めてくれる大型ストーブのmorso3610CB。
マイナス2桁になる軽井沢でも安心です。
施工前
施工後
多種多彩な音楽の流れる上質な空間に、しっとりと構えています。
薪ストーブに興味はあったものの、
新築時には入れそびれてしまった、という方でもお気軽にご相談下さい(^ー^)
窓から見える森と、すっとのびる煙突。
天窓からの光がこぼれ、
静謐な空気が流れていました。
ストーブはjotul F500BPのスペシャルなエディション:F500SEBPです。
格子がなく、炎を存分に楽しめるモデル。
キリっとしてます。
キリッ( `・ω・´)
年末年始休業中、久しぶりに見たシチューのCMにちらっと映る薪ストーブの炎に
「あ!」と反応してしまいました。
原田知世と大泉洋の映画、しあわせのパンでもクラフトマンが登場していて「あ!」と叫びました。
こういうのも職業病というのでしょうか。
ウォーリーを探して見つけたときのような嬉しさに近い気がします。
そんな薪ストーブのある暖かなおうちがここにも一軒。
jotul F400BPを選んでいただきました。
凝った炉台にかこまれ、素敵な雰囲気です\(^ー^)/
オプションの後方上抜口元を使ってストーブ背中から煙突を出し、
天板を効率よく使っていただいているY様邸。
左の勝手口を出てすぐに立派な薪棚があり、薪導線の確保もばっちりです!
勝手口は、フロアを欠きこむか悩んだそうですが、
靴を濡らさずに置けるし
薪の屑もさっとはいて落としてしまえるのも良かったと、
思わぬ副産物に喜ばれていました。
上部吹抜けは、接する2階の寝室にも暖気がゆくようになっています。
火入れ式に同席してくれていた工務店の担当者さんも、「うちの土間にも入れたいなー」とポツリ。
F3ちゃん、今日もひとり魅了しちゃいました♪
新年明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
さて、怒涛の年末をプレイバック!
ショールームでも絶賛焚き中のmorso1630CB。
薪ストーブ2台目のT様邸ですが、
先代と比べ、1630×ヤマショーマニュアルの操作の簡単さや暖かさに大変感動いただきました。
ご主人の集めていらっしゃる素朴で味わい深い、民芸品の数々に混じって
創業1853年のモルソーも負けていませんヨ!
今まで暖炉だったところに、ぜひ薪ストーブを!とご相談いただいたこちらのお宅。
その願いを叶えるべく、
工務店さんに壁を壊して既存の暖炉や煙突を引きづり出していただき
タイルも貼りなおすというプチリフォームにご協力いただき、
今回の工事が実現しました◎
before
after
このあと壁の補修に入っていただくそうですが、
一足早く、炎のあるクリスマスに間に合い、良かったですヽ(*´v`*)ノ
すっかり雪景色の軽井沢ですが、
外から見える薪ストーブがまたいいんです!
「なんてあったかそうな室内なんだ!」と感動します。
雪におおわれて、しんと静まりかえった中、
ぱちぱちと時々はぜる薪の音。
最高です!
広い玄関土間にたたずむはSCAN CI-8GLCB。
ハンドルが熱くならないよう、外せるのがこの機種の魅力ではあるのですが、
どこに置こう、というプチ悩みを解消してくれたのが右下の小ぶりな物置き台。
実はこれ、古いおうちの柱の先端のカット部分!
物置き台のおおもとは左の味わい深い柱。
これまでの住まいから移設したものだとか。
空間の履歴をうけつぎつつ、
これからは薪ストーブとともにみんなを出迎えてくれることでしょう。
60年代のテレビのような懐かしいデザインが売りのドブレヴィンテージは、
炎のゆらめきがとってもきれいです。
生火の魅力全開!
今回入れさせていただいたのは中型クラスのドブレヴィンテージ35。
その名のとおり、35センチの薪まで入ります。
ステンレス削り出しの取っ手が良いアクセントになっています。
フロアプレートは、背面の空気層つき遮熱壁と
側面のキッチンサイズにあわせた特注サイズでぴったりと納めました。
窓枠を額縁になぞらえて、美しいシルエットの山が主役の風景を切り取るピクチャーウィンドウ。
家にいながらにして時間の経過や季節の移ろいを感じることができます。
設計士さんのにくい演出で、薪ストーブとの共演です\(^▽^)/
クラシックなゴシックアーチの扉の印象の強いF400BPですが、
側面の格子模様は海図を表し、
その脇にはノルウェーの海岸線と祖国に帰還する船の模様があったり、
内部の燃焼室には羅針盤の模様も展開されていたりと、
海を感じるデザインがふんだんにあしらわれています。
そんな凝ったデザインのF400BPだからこそ
レンガタイルで組んだストーブステージにも負けない存在感がありますね。
煙突の規定高さを満たしつつ、フラッシングタイプですっきり収めるべく、
今回はポールステーでの設置となりました。