2010.01.08 薪ストーブと針
冬型の気圧配置が続きます。山道は日陰で路面が凍っていて危険です。
山道といえば道脇の林でよく見かけるこんな光景。
伐倒した松になにやらビニールを被せて物々しい雰囲気です。
これは俗に言う松くい虫駆除の様子です。
松くいとは北米から伝来したマツノザイセンチュウという線虫の寄生によって松が枯れてしまう現象です。
松くいの被害は昭和54年頃をピークに年々減少していましたが、平成12年頃からは夏期の高温少雨により再び被害が増加しています。
これを駆除するくん蒸処理という方法が写真の方法です。
昔は人間も寄生虫をたくさん飼ってたらしいですが、話を聞くだけであまり気持ちのよいものではありませんね。
寄生虫といえば寄生獣というマンガはおもしろかったです。グロいですが。
北米の松類は松材線虫病に対して抵抗性を持っているので被害は少ないそうです。
米リカから運ばれる環境汚染とはいつも難題が多い気がする今日この頃でした。
ともたん