maid of koselig 有限会社ヤマショー

NEWS

2015.01.24

混合燃料の比率について

今日は珍しくチェンソー関係の話題です。

先程『調子よく伐れていたんだけれど急にエンストしてしまい、その後は全くエンジンがかからなくなってしまった。』というお客様にご来店頂きました。入っている燃料を見ると・・・

DSC_8232.jpg

あれ?全く混合されていない???
でも、お客様は自分で50:1で混合して使っていた。との事。

DSC_8234.jpg

『オイルも持っています。』との事でしたので拝見したところ、25:1とも50:1とも記載されていない。
まして、混合方法もどこにも書いてない!
多分、このオイルは25:1用でしょう。一般的な50:1オイルは青っぽい物が多いので、混合燃料も薄い水色になります。

DSC_8237.jpg

弊社で販売しているオイルは、このように50:1と大きく書かれています。
もちろん、混合の方法や混合の比率も。

結論として25:1オイルで50:1を作って使用していた為に、エンジンが焼きついて動かなくなってしまったというお話でした。15年程前のチェンソーだった為、新しいチェンソーに買い替えて頂きましたが・・・気がついて良かった。帰宅して新しいチェンソーにその燃料を入れたら、また焼き付けを起こしてしまうところでした。

言わずもがな、25:1は25リットルのガソリンに1リットルのオイル比率なので50:1用オイルの2倍のオイルが必要になります。これは使用されているオイルの粘りなどの特性によって異なりますので
注意が必要です。(ちなみに修理になると3~5万円はかかるケースが多くなります。)

必ず混合燃料のボトルに記載されている混合比で使ってくださいね。
書いていない場合はお店で確認するか、購入しない方が賢明だと思われます。




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